星宿海への道 宮本輝

失踪した兄の跡を
追って過去を知る。

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兄は養子。
盲目で両足のよくない母親と
物乞いをしていた。
そして、ある日、自分の義理の兄として
一緒に暮らす。
兄は、中学時代、書道の先生の
影響で中国に興味を持つ。
そして、中学卒業してゼンマイのおもちゃ会社に
就職する。

失踪した兄を追っていくことで
身近で最も謎の多い身内である兄の
ことを実感する。
血縁者であっても
知らない部分がある。
血縁者であっても
知らない顔がある。
血縁者であっても
知らない付き合いがある。

兄は、50近くで父親になっていた。
兄は、実の母親を追い詰めた男に
復讐をした。
兄が目指した場所は
母親と過ごした故郷と同じ雰囲気の場所。

旅に出ることで世界の広さを知る。
兄の跡を追うことで人生の広さ知る。
兄の過去を知ることで人生の深さを知る。

ぜひ読んでみてください。




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